私はこうして発想する

私はこうして発想する (文春文庫)
#図書館で借りてしまったので、読んだのは文庫版ではない。


「発想する」方法を紹介する本ではないが、
日本とアジアの関係を考えるための観点を提供してくれる良い本と思った。
(特に、「歴史から教訓を引き出す」とか「敵の立場で読む」の章)


ただ、話が2005年当時(小泉首相靖国騒動とかがホットな時期)なので
そこを考えると、個人的には わざわざ買わなくてもいいかな、
機会があれば そりゃ読んだ方がおもしろいかもだけど・・くらい。


さて。この本でも近現代史はじめ、歴史を学びたくなる気分になる。
そいえば、こないだの「稼ぎ力」の本でも
歴史を知っておきたいなぁと思ったんだった。
(具体的には忘れたけど、「歴史は覚えるものじゃなくて
『当時の人々がこうしたい』と考え行動した結果のつながりである」みたいな文面があった)


あぁ、なんで中学や高校では
そういったスタンスを持って歴史の勉強をしておかなかったんだろ。
そうすれば歴史に対する態度は違っていただろうに(反語)。


・・・カルボナーラ食べたくなってきた(それはカルボナリの反乱)。
カステラも食べたくなってきた(それはカスティリャ王国)。