新卒はツラいよ!

新卒はツラいよ!
きたみさんのマンガに出てくる顔が、この本で勢揃い。
「見たことある!」「あの人だ!」まるでオールスター(笑)。


就活の面接で言葉遣いに気をつける対策として
島耕作の自己暗示をするシーンを読んでニヤニヤしてしまった。
私も同じような事を考えて面接を受けていたから。


マンガなのだけど、内容は甘くない部分も。
絵があるぶん、リアルに伝わってくる。
ガーンと来るショックは、まるで映画でも見ているよう。
コマわりとベタ塗り具合が特に効果的だと思う。
/*いろいろ考えたところを書いているが、
私はマンガを書いたことはない……*/


エッセイも、ためになっている。
「目線の位置で勝負は決まる」
「若いウチなら無理難題も悪かない?」などは
松下幸之助さんの考え方に触れたときと同じような感覚になる。
(たしか、社員心得帖 (PHP文庫)で受けた印象と似ている。)
同じ事を言っていたんじゃないのだけど
会社員としてのモノの見方というかスタンスというか根っこの部分が、ね。


…さて。
「プログラムの開発って、こんなに大変??!」と
なんだかこわいもん見ちゃった気がする(笑)。
でも、もう去年の就活の際に、腹くくっちゃったのさ。
働く前に怯んでもしょうがない。「やるしかない!」のさ。